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  2. 「省亭花鳥画譜」 3冊 渡邊省亭画 大倉孫兵衛版 明治24(1981)

「省亭花鳥画譜」 3冊 渡邊省亭画 大倉孫兵衛版 明治24(1981)

02渡邊省亭は菊池容斎門下の明治から大正にかけて活躍した日本画家です。西洋画の表現方法も取り入れ、花鳥画を最も得意にしていました。木版画による挿絵・口絵も得意にしており、木版画を中心とした明治時代の最も格調高いと言われる美術雑誌『美術世界』では、編集主任も努めました。本書はその最も得意とした花鳥画の木版画集で、桜に上鶲・懸稲に雀・蓮の実に鼠・群鳩に蔦など、全66図を美しい彩色木版画で生き生きと、また華麗に描いています。