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「谷崎潤一郎書簡」 墨書封筒付 昭和26年 

02手紙を書くことは少なくなりました。しかし、かつては手書きの手紙が、相手に思いを伝える大切な手段でした。明治から昭和にかけて活躍した日本を代表する文豪たちは、数多くの手紙をのこしています。谷崎潤一郎もその一人で多くの書簡・手紙が全集に掲載されていますが、この書簡は65才の谷崎が信頼する神戸の医者に京都で診察をしてもらったお礼や晩年を迎えての不安等を吐露した長文の書簡で、保存状態も良好なものです。